手堅い投資の始め方教えます! 初心者必見!

資産運用

生命保険会社で働き、数多くの方の相談を受けてきたが

まだまだ自分で投資するのは怖いという人は多いです。

みなさんの中にも投資はギャンブルとか、モニターの前に張り付いて「売ったり」

「買ったり」している、そんなイメージを持たれていませんか?

仕事をしている方、家事・育児に追われてる方にそんな事できませんよね。

私が推奨する方法は最初に買付の設定をしたらその後は何もしません。放置です。

自分が投資を始めた当時の考えを紹介しますので、これから始める方のきっかけに

なれば幸いです。

投資とギャンブルの違い

ギャンブルと聞くと競馬・競輪・ボートレース・オートレース・宝くじ・パチンコなどが

頭に浮かぶと思います。

これらに共通していることは、ゼロサムゲームと言われる誰も勝者がおらずプラスと

マイナスが同じという事です。

パチンコ店を例に挙げます。

すべてのお客さまが遊技台へ投入した金額からお店の運営費(遊技台・電気代・人件費・

儲けなど)を差し引いてから、一部のお客さまに出玉として還元しております。

つまり、お金の総量自体は増えておりません。ラッキーな人が手にしたお金は誰かが負けた

お金なのです。競馬なども同じです。馬券購入代金から胴元が運営費を引き、残りを

当選者達で分け合うだけなのです。

その点

株式投資はギャンブルとは違いプラスサムゲームと言われます。

全体的な規模の拡大によって全体の総和がプラスになるため全員が勝者になり得るゲーム

なのです。

例)ラーメン屋さん(株式会社)に投資するケース

ラーメン屋さんに出資する事で、規模を拡大する(お店を増やす)、新たな事業を展開する

(ネット通販)事で売り上げが増え利益が拡大します。この増えた利益(新たに生み出したお金)

を投資家全員で分け合うのです。

このお金は誰かの損したお金ではありません。ここが大きな違いとなります。

投資の種類

主な投資として

  • 株式・・・株式を買う(株式に投資する)ということは、その発行企業に対して
         出資をすることで、企業の利益を配当として受け取る事ができます 
  • 債券・・・国や地方公共団体、企業などが一般の投資家から借り入れを行う目的で
         発行され、満期まで待てばお金が戻ってくるほか、利子も得られます。
  • 不動産・・・土地や建物のことで、人に貸し出すことで賃料収入が得られます。
  • コモディティ(商品)・・・原油や天然ガスのエネルギー、小麦や大豆などの農産物
                 (厳密には農作物)、牛や豚肉などの畜産物、銅やアルミ
                 ニウムなどの産業用金属、金や銀などの貴金属
  • 暗号資産・・・代表的な通貨にビットコイン、イーサリアムなどがあります。
           国家やその中央銀行によって発行された、法定通貨ではありません。
           ※電子マネーとは法定通貨(例えば日本円)を電子化したもの

次にどの投資先を選べばよいかについて解説します。

ベストな投資先は?

こちらのグラフにある通り、株式の成長がほかの資産を圧倒しているのが分かると思います。

逆にドルの価値が下がっているのも顕著ですね。

シマトネリコ
シマトネリコ

現金の価値が下がり続けているから、貯金だけではいけないのです。

どの会社の株式を買えばいいの?

株式に投資することが一番成長するには分かっていただけたと思います。

次の段階で迷うのが、ではどこの会社に投資すればいいのかという問題です。

世界を牽引するGAFAM(Google、Apple、Meta、Amazon.com、Microsoft)ですが、

10数年前に現在の状態を予測していた方はいるのでしょうか?

正直、多くの一般人には難しいと思います。

だったら、「たくさんの会社を買えば良い」となる訳です。

・1社に100万円を投資して、その会社が倒産した場合0円ですが

・10社に10万ずつ投資して、1社倒産が倒産したとしても最悪90万は残ります。
 また他の9社が成長している可能性があります。

・100社に1万ずつ投資して・・・以下略

多くの会社に投資することで1社あたりの増減が小さくなり安全かつ、未来のGAFAM

のような会社にも漏れなく投資することができます。

日本の人口は少子高齢化の影響で労働者、全体人口が減少傾向にありますが、世界全体は

2022年80億を突破し、2086年に104億ピークを迎え2100年まで同水準で推移すると

言われています。

つまり、人口が増え続けると言うことは企業の売り上げも上がり続ける可能性が高い!

世界経済は成長を続けますので、世界全体の会社に投資をすることで、成長の恩恵を受ける

事が可能という事です。

でも、みなさんが世界中の良い企業を探せますか?無理ですよね。

そこで利用してほしいのが投資信託という商品です。

ファンドマネージャーと呼ばれる専門家が投資家からお金を集め、世界中のよい会社の株式を

集めてセットにしてくれています。

みんなで出し合うので一人ひとりは少額から投資できるのもメリットのです。

どのようにして購入すればいいの?

まとまったお金があったとしても一括で購入するのはリスクが高いのでおすすめ出来ません。

ドルコスト平均法を使って毎月定額で購入していくのが最初はいいと思います。

ドルコスト平均法シミュレーション|メットライフ生命保険株式会社 (metlife.co.jp)

いつが買い時かなんて誰にも分かりません。一括で購入したタイミングが最も高値の

可能性もありますし、最も底値なのかも知れません。

初心者が始めて投資をするのであれば最初から大きなリスク・リターンを狙わず

慣れる意味でも、長く続ける意味でも選択を間違ってはいけません。

税金と優遇制度

2024年からNISA制度が改正されます。政府も貯蓄から投資へと大きく旗を振っております。

この流れには絶対に乗った方が良いです。

通常、株式投資で儲かった場合は20.315%の税金が課せられます。

売却して100万利益が出た場合、約20万が税金として納める事になり、

手元に残るのは80万です。

しかし、NISA制度では投資枠の範囲内であれば非課税で運用が可能になりますので

売却した際に税金を納める必要がありません。どちらが有利なのかは明白です。

新しいNISA : 金融庁 (fsa.go.jp)

まとめ

初心者が手堅く投資を始めるのであれば

分散・少額・専門性を備えた投資信託という商品を活用する事

一括で購入するのではなく、時間も分散するため毎月定額を積み立てる事

政府の方針(貯蓄から投資へ)であるNISA制度を活用する事

このあたりを間違えなければ大きなケガをすることはないはずです。

自分の人生を豊かにするために、今少し勉強して行動すれば将来が大きく変わる可能性が

あります。今回の記事が少しでもみなさまが投資を始めるきっかけになれば幸いです。

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